フックソンを開催しました!
こんにちは。暖かくなってきたので、半袖を着ている濱田です。
今回は、前回のブログで紹介した「Local Innovator`s Tour〜フックソン〜」の報告をさせていただければと思っております。
■そもそも、「フックソン」とは何か?
福祉課題を解決するイノベーターを養成する合宿型のプログラムです。
「仮説」を立て、ヒアリングを通じて「検証」をし、事業を作ります。
合計16名の方々に参加してもらえました。ありがとうございます!
大学生だけではなく、中には社会人で参加してくださった方もいました。
各々が自分の実現したいビジョンを持ち合わせて、ぶつけ合った3日間だったと思います。
みねやま福祉会マ・ルートセンター長 櫛田さんからのレクチャー。
現役の福祉イノベーターからの講義は、参加者も大きな刺激を受けていました。
下記が参加者の感想・コメント。
(合宿中は「#フックソン」でツイートしてもらってました!)
タックスイーター→納税者を生み、生きがいを生み、健康寿命を生むような、一石三鳥以上のイノベーティブなアイデアを生む可能性があるのが、福祉。#フックソン
— 山本皓太 (@foodfooooooood) 2018年3月26日
全ての方が幸福である社会を作るために、社会的弱者と見られる人を支える仕事が福祉、必須産業。そもそも、弱者と強者を線引きする社会構造を変えなきゃ、弱い状態の人はいなくならない。実は、皆グレーゾーンにいる。#フックソン
— 山本皓太 (@foodfooooooood) 2018年3月26日
「福祉の文脈においても、"箱物"の時代は終わった。これからは"地域の繋がり"の時代」
— 辻尚也 (@Naoya_Tsuji) 2018年3月26日
ひとつの分野で担えるところは少ない。いかに繋がりを作って、掛け算を作れるか。
コミュニティ形成ではなく、どう機能させるか。既存の資産を活かす思考が必要。#フックソン pic.twitter.com/sEzfgKbdBV
「納税者」「生きがい」「健康寿命を伸ばす」の一石三鳥を産み出すのが「福祉」であるという話は、参加者にとって既存の福祉の概念を壊すものとなりました。福祉はなんとなく「食事や排泄の介助をしたりする」というイメージが先行してしまいますが、本質は「納税者」「生きがい」「健康寿命」を産み出すことなのです。
続いては、宮津市議会議員の坂根栄六さんによる講義でした。
市議会議員の立場から見た宮津市の現状と課題、そして坂根議員の想いをお話いただきました。
地域に教育費を落とすために、学内移転(大学)制度は有効。
— 山本皓太 (@foodfooooooood) 2018年3月26日
在学中、都会で学ぶ期間と地元・田舎で学ぶ期間を取り入れたプログラムがいいと思う。#フックソン
若者が出て行く現状、、、
— 成瀬 けい (@Keisama184) 2018年3月26日
地域、、、
穴埋め→大学作ろう。
現実的に難しいかもしれない。
だったら→既存大学の学年移転
この発想オモロイ。#フックソン #坂根議員 #宮津
中でも大学の学年移転の話が印象に残りました。実際に京都工芸繊維大学では、学年移転として1年だけ福知山で学ぶ機会があったりします。
https://www.kit.ac.jp/2015/09/topics150901/
こちらは運営の辻より、事業作り・プレゼン作りの講義。
起業就活の運営実績もあり、非常に参加者にとっても分かりやすい内容となりました。
こちらは、毎日新聞社の安部さんのお話。急遽、お越しいただけお話いただけました。与謝野町で行われているかべ新聞「うちのまち」の取り組みの紹介と、地域で活動することの厳しさをお伝えいただけました。外からいろんな提案をしてくるが、「住民目線」が本当に大切である。というメッセージをいただきました。
こちらはヒアリングで、京都府立海洋高等学校に行かせていただきました。
また、みねやま福祉会のスタッフの方にもヒアリングさせていただきました。
マ・ルートの海沿いのテラスでお話を聞かせていただきました。このような青空のもと壁打ちさせてもらうことを、我々は「青空メンタリング」と名付けさせていただきました。
現場の職員さんにもヒアリングをさせていただきました。こちらは保育士の方。
みねやま福祉会マ・ルートセンター町の櫛田さんにもメンタリングをしていただけました。鋭いフィードバックで参加者たちは、自分たちの案がより明確になっていきました。
マ・ルートの特別養護老人ホームの担当者の方にもお話を聞かせていただきました。
肝心の最後のアウトプットですが、5チームで様々なアウトプットが出ました。
下記がチーム名と発表テーマになります。各チームがそれぞれ、「仮説」を立てて、ヒアリングを通じて「検証」し、「福祉」や「地域活性化」にまつわるアウトプットを出してもらいました。
チーム山本:イケてる農家をイケイケ農家へ
チームりんだ:宮津でいくらを育てる
チーム黒川:宮津をごちゃまぜの街に
チーム117:地域の魅力を活かした子育て環境づくり
ラグビーと”もやし”:多世代コミュニティー
会場には、30名を超える方々に観覧に来ていただけました。マ・ルートの隣りにある京都暁星高等学校(ちなみに、濱田の母校でもあります。)の先生と生徒にもお越しいただけたのは嬉しかったです。
チーム山本のプレゼンテーション。丹後には、素晴らしい農家がたくさんいます。その農家の活動をより促進するための事業を提案しました。
こちらは、チーム黒川のプレゼンテーション。みねやま福祉会が目指す「ごちゃまぜの福祉」に非常にマッチする提案でした。
今回、最優秀賞は「該当者なし」という結果にはなりました。というのは、「実現可能性」と「福祉の観点が入っている」という点で、秀でたアウトプットがありませんでした。しかし、優秀賞という形で、チームりんだのプレゼンが受賞しました。
チームりんだの発表では、「宮津でいくらを育てる」というテーマのもと、高校生向けのPBL(Project-Based-Learning)の事業を提案しました。人口減少が進んでいく地域の中で、PBLを通じて、高校生が地域と関わり、地域の課題を解決していくというものです。今回のアウトプットの中で、最も実現可能性が高いものであったと思います。みねやま福祉会の櫛田さんからも、「是非形にしていこう」ということで今後もこのプロジェクトは進んでいくのではないかと思っています。
最優秀賞ではなかった理由としては、「福祉の視点」が薄かったということ。今後、「福祉の視点」を入れて、よりブラッシュアップしていければと思っております。
今回の、フックソンの成功の要因は現場の方や地元の方が、フレキシブルに対応していただいたおかげだと思います。本当にありがとうございました。
フックソンはこれで終わりではなく、6月に成果報告会を行おうと考えております。そこで、今回出たアウトプットをブラッシュアップして皆さんに発表していきたいと考えております。また詳細等決まりましたら、広報させていただきます。
地方は課題が山積みである。だからこそ、チャンスである!〜Local Innovator`s Tour始動〜
こんにちは!濱田祐太です。
ブログの更新がなかなか滞っておりました。ブログは自分との戦いですね。
地元丹後で地方創生の取り組みをしていたりすると、よく色んな人に、なんでそんなところで活動をしてるの?と言われたりします。地元丹後だけではなく、地方というのはめちゃくちゃ面白いと思っています。
そこで、いろんな人に「地方」に対してのイメージを聞いてみると、「人がいない」「何もない」「過疎化している」「廃校」等々マイナスのイメージばかりでした。
確かに、地方にはたくさんの「課題」が山積みではあります。ただ、そんな状況でも僕が面白いと思うのには大きく2つ理由があります。
■課題が多いからこそ、若者にとってはチャンスが有る
地方は課題が山積みです。人口減少をしていく中で、あらゆる課題が発生していきます。「人材不足」「事業承継」「学校の統廃合」「空き家」「買い物難民」等々挙げ始めるとキリがないくらい課題はあるのです。しかし、地域にはそれらの課題全てを解決していくためのリソースがありません。また、近年「よそもん・わかもん・ばかもん」がまちづくりには必要と叫ばれたりもしています。だからこそ、僕のような若者が関わる機会が都市部に比べて多いと考えます。
地域に住んで消費をする生き方をしていくのであれば、それらの課題は全て「不便」「煩わしいもの」で終わるかもしれませんが、自らが主体的に創り出していく立場になってみたら、解決すべきがたくさんまわりにあるというのは、自分が関わる余地がたくさんあるとも見れます。その環境は、めちゃくちゃチャンスに溢れているのでは?と思ったりします。
■地域無いに競合がいないことで、あらゆる人とすぐに関われる
地域には、ほぼ競合がいません。だからこそ、市場を制しやすいです。それによって、非常に目立ちやすいです。(若者であれば、特に!!)プレイヤーが少なく、競合がほぼ居ない中では、 行政の方や地元の経営者等々の様々なキーパーソンとすぐに関わることが出来ます。
大都市にいれば、市長に会うのも一苦労しますが、地域にいれば、市長や町長に気軽に会うこともできます。
それは自分だけではできないことを、周囲の人々の協力を得て、実現できる可能性が高まることだと思っています。
そこで、現味取り組んでいるLocal Innovator`s Tourについて紹介したいと思います。
■詳しくはコチラ!
この「Local Innovator`s Tour」は、「地方の未来を創るInnovatorを輩出する」という目的のもと、地方で自らで事業やプロジェクトを生み出したい若者 を対象に、地域で活躍するLocal Innovatorの元で、事業創造に挑む合宿型のインターンシッププログラムです。
今回の「Local Innovator`s Tour」は、「〜フックソン〜」という副題のもと、京都府京丹後市に拠点を持つ福祉法人「みねやま福祉会」とタッグを組んで、「福祉」×「地方創生」で事業創造に挑んでいきます。
福祉とイメージすると「汚い」「きつい」「給料安い」という3Kをイメージすると思いますが、それは「介護」の話であり、福祉自体は非常にクリエイティブな仕事です。
「福」と言う字も、「祉」という字も「幸福」という意味があり、福祉は人々の幸せのサポートをする仕事でもある。という話をみねやま福祉会の櫛田さんにお聞きしました。
実際にその話を聞いてみて、自分自身は福祉の見方が大きく変わりました。事業創ったり、起業をしたいと考えている人も、そうでない人も、是非一度「福祉」に触れてみてください。
■今回タッグを組む「みねやま福祉会」櫛田センター長との写真
【イベント終了しました】ベストヒーローに輝いたのは、児童養護施設長・実習センター長として“ごちゃまぜ”で支え合いの社会をつくる取り組みについて熱く語った 京都・みねやま福祉会の櫛田 啓さん🌟でした。多くの方にご参加いただき、ありがとうございました! #社会福祉ヒーローズ #おかずクラブ pic.twitter.com/vmjmIqmZ08
— 社会福祉HERO'S (@shafuku_heros) 2018年3月14日
先日、社会福祉HERO`Sというイベントで櫛田さんが「ベストヒーロー」に輝いていました!
ちなみに、櫛田さんとの出会いは、高校生のときに参加した「浦島プロジェクト」でした!このとき、このイベントに参加したからこそ、TEAM旦波でインターンシップを創ることになりました。
今回のLocal Innovator`s Tourは、3月の26,27,28日に行います。(募集終了)
もう既に第2回の開催も決定しているので、今後も発信していけたらと思います!
では、今日はここらへんで!
【全校生徒革命児!?】MAKERS UNIVERSITYに入塾!
こんにちは!濱田祐太です。
先日、MAKERS UNIVERSITYのオリエンテーション合宿に行ってまいりました。
1年ぶりのオリンピックセンター pic.twitter.com/HwaXEsAHdS
— 濱田祐太(はまだゆうた) (@yutasusi) 2018年2月6日
1年ぶりのオリンピックセンターで非常に懐かしいと感じました。
大学やドットジェイピーの行事で、合計20泊はしていると思います。
5日に渡る合宿では、たくさんの学びを刺激を得れました。忘れないようにいろんなところでアウトプットしていこうと思います。
■そもそも、MAKERS UNIVERSITYとは?
「全校生徒革命児」をコンセプトに次世代の日本を担うイノベーターを養成する私塾です。メンターには、DeNaの南場さんや教育実践家の藤原和博先生というそうそうたる布陣です。しかも、MAKERS UNIVERSITYは本来120万かかる学費が、免除されます。
また、参加者も全国からレベルの高い大学生がたくさん来ていて、非常に刺激になります。
カリキュラム初日の目玉は、90秒のビジョンピッチです! pic.twitter.com/wK2GHVkMlh
— MAKERSUNIVERSITY (@MAKERS_U) 2018年2月6日
こんな感じで、自己紹介をしたのですが、お互い牽制をしあってる感がありました笑
MAKERSに向井酒造を知っている人が二人もいてびっくりした。
— 濱田祐太(はまだゆうた) (@yutasusi) 2018年2月6日
丹後の日本酒は素晴らしい
全くの余談ですが、MAKERS生の中に、地元丹後の名酒「伊根満開」を知っている人がなんと2名もいた!
次回の合宿の際は、伊根満開を持っていこうかな。
■上場企業の経営陣にプレゼン!?
上場企業の経営陣にプレゼンするのは、めちゃくちゃ緊張した https://t.co/pAOnjk1J5S
— 濱田祐太(はまだゆうた) (@yutasusi) 2018年2月8日
クラウドワークスの吉田社長に2分間ピッチをしました。自分が考えている、「副業×地域創生」についての構想を話しました。めちゃくちゃ緊張しました。そして、自分のアイデア/構想はまだまだ未熟であると感じました。
吉田さんが話されていた『上場を通じて学んだ起業に関すること20のこと』は非常にタメになりました。中でも「笑いは宝」ということが印象に残っています。うまくいかない創業時だからこそ、笑いを創ってくれるメンバーは宝であるとおっしゃっていました。
■自分の無力さ/未熟さを痛感
MAKERSに来ている他の大学生には、正直ビビりました。
既に起業して、資金調達をしてるとか。ブロックチェーンがなんとかとか。
また、ワークの際も鋭い視点で意見を言ったりしていて...
自分は圧倒的に実績も能力も足りていないのかなと思いました。
大学やNPOでそれなりにできると思っていた自分は大したことないのでは?
自分は「井の中の蛙」なのでは?とも思いました。
しかし、大きく差があるのは能力や実績なんかよりも『覚悟』なのではないか?
彼らは、自分で事業を起こしてやっていくんだ!という強い意志を持ってこの場に来ていました。正直、自分自身は「就職しようかな?」「自分でやろうかな?」と決まりきっていなかったです。その意識の差が本当に大きいと思いました。
この経験はめちゃくちゃ悔しいなと思ったのと同時に、こういう人たちに会えるのはラッキーと思いました。刺激的な同世代の仲間と共に8ヶ月切磋琢磨できるのであれば、
思い切ってこの1年は、自分で事業を起こしてやっていこうという覚悟が決めれました。またそれは、恐怖もありながら、楽しみだなと思っています。
全体集合の写真。なんやかんやで人が多い。
ということで2018年は、MAKERS UNIVERSITYに通いながら、地元丹後でのインターンシップ事業を軸として、様々なことに取り組もうと思っています!
皆さんどうぞご支援ください!
はじめまして!(自己紹介)
皆さんこんにちは。
はじめまして濱田祐太(はまだゆうた)と申します。
今回は、ブログを立ち上げるにあたり自己紹介をしたいと思います。
■自己紹介
名前:濱田祐太(はまだゆうた)
年齢:21歳(2018年2月現在)
所属:関西学院大学 法学部政治学科 3年 / NPO法人TEAM旦波 Youthチーム
趣味:深夜ラジオ(オードリーANN、不毛な議論)/ 飲酒(ハイボール、日本酒)
Facebook:yuta.hamada1018
■これまでの経歴
◯少年時代
少年野球に明け暮れる。しかし、10人中唯一の補欠となる。
声出しとグランド整備をより勤勉にすることにより、試合に出れるようになる。
非常にどんくさい少年であり、勉強もスポーツも苦手だった。
◯高校時代
何故か、漫才に目覚める。地元丹後の祭りやイベント等で披露をする。
当時、地域の人々に褒められた経験が、地域への関心へとつながる。
自分も何か地域に貢献したいと思うようになった。
偏差値38から大学受験を志す。毎日10時間以上の勉強をし
奇跡的に関西学院大学へ合格。
◯大学時代
日本の未来を担う人材である「Japan Producerの創出」をテーマに、NPO法人ドットジェイピーで議員インターンシップの運営を行う。支部運営をしていく中で、「熱い想いだけでは、何も成し遂げれない」と実感した。
2016年からNPO法人TEAM旦波にて、インターンシップ事業を立ち上げる。
地元である京都府丹後にて「地域の人材不足」を解消するために、都市部の大学生と地元企業のマッチングを行う。のべ40人の学生と20社の地域企業をマッチング。チャレンジしたい「学生」と「企業」をマッチングすることで、地域でさらなる変革を起こすのを狙っています。
■これからやりたいこと
「働き方改革」×「地方創生」をテーマに、事業を作っていきたいと考えています。
インターンの取り組み等をしていく中で、「本当は地元に貢献したいけど今の仕事や生活との兼ね合いでなかなか関われない。」という人にたくさん会いました。また、私自身も就職活動等を通じて、「地元で働くこと」「都市部で働くこと」の選択を迫られていると感じました。いつ、どこで、何をしていても故郷や地域に関われるそんな生き方を実践・実現していきたいと思っています。
このようにクラウドファンディングを立ち上げて、資金集めを行っています。
皆さんどうぞよろしくお願いします!
以上になります。
ブログを見て、「面白い!」「応援したい」と思った方は、
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