地域の生業(なりわい)は何か?@京都府与謝野町編【Part1】
こんにちは。ハマダです。
ここ数日は、猛暑に次ぐ猛暑でエアコンがないとやっていけないですね。
とはいえ、エアコンを使うことで外はより暑くなるというジレンマはありますが笑
さて、今回のテーマは「地域の生業(なりわい)は何か?」ということで
特定の地域を題材にして、その地域は「その地域の地場産業は何か?」「実際に、何を生業にしている人が多いのか?」ということをまとめたいと思っています。
何故、このテーマでブログを書くのか?
以前、他の地域で活動する経営者の先輩とこんな話をしました。
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先輩 「君の地域の産業は何が強いの?」
ハマダ「丹後ちりめん。織物ですね。」
先輩 「確かに有名だよね。ちなみに多くの人が、織物を生業にしてるの?」
ハマダ「いや.....そうじゃないっすね」
先輩 「織物は地場産業として、有名かも知れないけども、現在、地域の人の生業が何か?というのを把握してみると良いと思うよ。」
ハマダ「分かりました!調査してみます!」
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ということで、今回はこのテーマで記事を書くことになりました。
「地域の伝統産業・地場産業」「今、地域の方が生業にしていること」「これからどうなっていくのか?」というのを数回に分けて、書いていきたいと思っています。
今回、扱う地域は「京都府与謝郡与謝野町」
京都府与謝郡与謝野町(以下 与謝野町)は、ハマダの生まれ故郷である地域です。
人口は20,790人(2018.4/1 時点)で192平方kmの面積です。日本三景である天橋立が近くにある町でございます。
こちらは、与謝野町にある大内峠一字観公園から見える「天橋立」の景色です。ちなみに、この場所は、僕の通っていた小学校から、非常に近いところにあり当時は、よく登っていました。
与謝野町の地場産業は何か?
(写真は右記サイトから引用 http://ccn-j.net/yosano/ )
与謝野町の地場産業は、「織物(丹後ちりめん)」と「農業」と言われています。
中世より、織物産業で栄え、近世に京都の西陣で「ちりめん製織技術」を学び丹後ちりめんが産まれたと言います。丹後ちりめんは、「ガチャマン」と言われた最盛期では「織り機をガチャっと一織りすれば万単位でお金が儲かる」と言われていました。
1975年には、丹後地域には、10100戸もの織物事業者があり、22,797人の就業者がいたと言われております。
丹後地域=与謝野町 というわけではないので、正確ではないのですが22797人というのは、今の与謝野町の人口よりも多い数字です!その規模の人数が、丹後ちりめんを生業にしていたわけです。
しかし、丹後ちりめんの事業者数は800社程度と最盛期に比べて減少しております。また、現状の事業者の多くは「設備の老朽化」と「後継者不足」という課題に直面しています。事業者の9割程度が、「後継者がいない」という状況になっています。そのような流れの中でも、丹後ちりめんの界隈では、様々な取り組みがなされています。今回はそのいくつかをご紹介させていただきます。
丹後ちりめん、日本遺産へ認定
昨年(2017年)には、丹後ちりめんが日本遺産へと認定されるというニュースがありました。これにより、「丹後ちりめん」というブランドにより箔が付いたのではないでしょうか?
丹後ちりめん パリへ進出!
丹後ちりめんは、海を渡ったパリにて、今脚光を浴びています。パリの有力ブランドのクリエイターが、パリコレにて丹後織物の素材を使ったドレスを発表するという動きが起きています。
(写真は、京都新聞の下記の記事より引用)
丹後織物、パリコレで発信へ 京都、仏ブランドと交流 : 京都新聞
丹後ちりめんを使ったオールハンドメイドのネクタイ
丹後ちりめんの素材を使ったネクタイなどが百貨店等で販売されています。
こちらは、クスカ株式会社という会社ですが、1936年から2010年までは丹後ちりめんを製造する会社として、活躍していました。しかし、着物の生産量が減少したことによってネクタイブランドへと転身したそうです。クスカが販売するオールハンドメイドのネクタイは、非常に注目されています。
今回は「与謝野町」と「与謝野町の地場産業について」紹介したところで、終わりたいと思っています。次回は、「現在の与謝野町の生業について」書きたいと思っていますので、お楽しみに!
以上になります。
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谷上プロジェクト U-25ピッチに参加しました。
こんにちは。ハマダです。(今日はめっちゃ暑かった........)
昨日は、谷上プロジェクトのU-25ピッチイベントに登壇しました。
今回は、活動報告ということでピッチ(プレゼン)に関する内容と、イベントで学んだことを報告させていただければと思います。
毎度、文末に掲載しているpolcaですが、非常に有り難いことに300円の投げ銭をいただきました!
ブログの下にpolcaのリンク貼って、noteみたいなのをやってみたんですが、早速投げ銭していただけた。
— 濱田祐太@クラファン実施中 (@yutasusi) 2018年7月14日
これはサボらずコツコツ書いていきます。 pic.twitter.com/t4TmcR6Qmh
本当にありがとうございます!!
ちなみに、こちらのページから投げ銭を送ることができます。
■イベントについて
今回、登壇したイベントは、谷上プロジェクトU-25ピッチイベント というものです。
大学の先輩であり、MAKERS UNIVERSITYの同期でもある辻尚也さん主催のイベントでした。
そもそも、「谷上プロジェクト」とは何か?と言いますと神戸市北区にある”谷上”という場所から、日本をワクワクさせるような「挑戦と変化」が生まれるコミュニティづくりをChatWork 山本CEOが発起人となり進めるプロジェクトです。
実施したクラウドファンディングでは、2600万円という兵庫県過去最高額を叩き出しました!今、全国から非常に注目を集めている取り組みの1つです。
今回のイベントでは、面白法人カヤックの柳澤大輔社長をお呼びして25才以下の起業家及び、起業家志望者が自分の事業構想のピッチ(プレゼン)を行いました。
上場企業の社長相手にピッチ(プレゼン)をする機会はなかなか無い貴重な機会です。
■今回ピッチ(プレゼン)をした内容
僕が、今回ピッチ(プレゼン)した内容は、クラウドファンディングでも行っている「ふるさとを離れても、複業でふるさとに関われるWebサイトを丹後で作る」という話です。
詳しくは、こちらを見ていただければ、助かります。
(支援もよろしくお願いします!笑)
■ピッチ(プレゼン)に対してのアドバイス
・移住したい・地方に関わりたい人は増えているので、事業の方向性はあっていると思う。
・コンセプトがはいいが、ユーザーがいないと盛り上がらないという鶏と卵の問題を解決しよう。「ユーザーから集めるのか?」「クライアントから集めるのか?」を明確にして、「どうやって集めるのか?」という戦略を詰めたほうが良い。
ちなみに、食べログの初期は、レビューを書いて情報を貯めまくっていた。最初は、泥臭く地道にやっていかなければいけない。
・見て貰う人を増やすためには、もっと企業の数や面白い情報を掲載する必要がありそう。その上で、「どうやって面白い情報の作るのか?」を考える必要があると思う。
■感想
面白法人カヤック創業時は、下記のような順番で物事を決めていった。
— 濱田祐太@クラファン実施中 (@yutasusi) 2018年7月13日
1 誰とするか?
2 どこでするか?
3 何をするか?#U25谷上ピッチ
面白法人カヤックの柳澤さんが言っていた上記のことは非常に共感しました。
30年前に比べて、「何をするか?」よりも「誰とどこでやるか?」というのを重視する人が増えているそうです。
「やりたいことをやりたい人とやりたいときに、やりたいだけやる」というドットジェイピーのときのキャッチフレーズは今も活きているなと思います。
また、柳澤さんのお話で印象に残ったのは、「概念を変えるためには、分かりやすく具体的な事例を1つ創る」という話です。
どんな大きな変革も最初の事例がないと何も始まりません。まずは、1つの事例を地道に作り広めていくということをやっていきたいです。ブログ等ではまだ発表できませんが、着々と事例を作っている最中でございます。皆さん、是非楽しみにしてください。
以上になります。
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事業型NPOと株式会社のソーシャルビジネス(NPO未来ラボ・Oka-Biz秋元氏)
こんにちは。ハマダです。
今回は、前回と同様僕が加入しているNPO未来ラボというオンラインサロンで行われていたNPO法人G-net創業者/OKa-Bizセンター長 秋元氏と認定NPO法人DxP理事長 今井氏による対談の内容を発信していこうと思います。何回かに分けて発信していこうと思いますので、ご覧いただければ幸いです。
■前回の記事
今回、取り上げるテーマは「事業型NPOと株式会社」です。
対談の模様(前回と写真は同じ....)
■株式会社とNPO法人の違いとは?
そもそも、大前提として株式会社とNPO法人の違いは何かと言うと、最終的なゴール地点です。株式会社の最終的なゴールは、あくまで「利益の最大化」であり、NPO法人の最終的なゴールは、「ミッションの追求 / 社会課題の解決」です。
株式会社 / NPO法人両者に通じることとしては、事業を通じて利益を出すことができるということです。違いとしてあるのが、「利害関係者で配分をする」と「次の事業の投資として使う」ということです。
株式会社は株式を発行して資金を集め、利益に応じて配当ができますが、NPO法人においては「利益の再分配」を行うことはできません。
NPO法人は、利益を次の事業に対する投資として使うことができます。「非営利法人」と言いつつも、「利益をあげてはいけない」ということではありません。
■事業型NPOとは?
事業型NPOというのは、「寄付」ではなく「事業収入」で収益をあげるのがメインのNPOのことです。NPO法人フローレンス、NPO法人G-net、NPO法人ETIC. 等が事業型NPOとして挙げられます。「社会課題解決」「社会的インパクト」を目的としつつ、そのための事業を行う上で、「収益」が必要であるという考えです。
■ソーシャルビジネスを行う株式会社とは?
ソーシャルビジネスは、ここでは、社会貢献を目的とした事業を行っている株式会社と定義します。LITALICO、ゼネラルパートナーズ、株式会社いろどり等が、ソーシャルビジネスを行っている株式会社です。あくまで、「収益」をあげることを重視しつつも、事業による「社会課題解決」「社会的インパクト」を狙っています。
■事業型NPOと株式会社のソーシャルビジネスは何が違うのか?
結論と言うと、「事業型NPO」と「株式会社のソーシャルビジネス」の2つには、大きな差はありません。昨今、NPO法人と株式会社の区別がますます無くなってきております。「NPOっぽい株式会社」もあれば、「株式会社っぽいNPO」もあるのです。NPOだから、株式会社だからという理由で白黒つけるのは、今の時代とはミスマッチなのかもしれません。
また、株式会社と非営利組織の二刀流を行う組織もあったりします。一般社団法人リディラバは、株式会社Ridiloverという株式会社も同時に運営している非営利組織です。事業内容としては、社会問題の現場に行き、当事者から話を聞くスタディーツアーを実施しています。
Oka-Bizの秋元氏は、民間企業の方と向き合っていく中で、「NPOは特別視されている」ということを感じたそうです。株式会社だからといって、「利益が全て!」ではなく、「志」を持った経営者がいらっしゃいます。だからこそ、NPO法人だけが「凄い」「良いことをしている」というオーラを纏うのは少し違うのでは?と疑問を持たれたそうです。
企業の方と話をしていく中で、「ソーシャルビジネス」という言葉を使っていないだけで、掘り下げていくと「それってソーシャルビジネスやん!」っていうことは往々にしてあると思っています。つまり、NPOと株式会社というのを、きれいに分けて考える必要はないということです。
■NPO法人で起業することのメリット
1 行政や企業など多くの方の連携や支援を得やすいため
NPO法人は「利益の最大化」ではなく「ミッションの実現」をゴールにしているからこそ、公益性のために力を貸してもらいやすいということがあります。秋元氏が言うには「元気玉を集めやすい。ドラゴンボールの孫悟空も地球を守るために、戦っているからこそ、みんなが力を貸してくれる。NPOをそれと同じである。」とのことです。
2 単独で採算が採れない事業を行う際に、寄付などが得やすいため
NPO法人特有のこととして言えるのは、「寄付」という資金調達手段が使えることです。公共性は高いけど、「収益をあげること」は難しいという事業の場合支援者を集めて「寄付」を得れることができます。
■NPO法人の経営者として大切なこと
1 「ミッションの実現」と同じくらい「儲かるかどうか」という軸で判断すること。
NPO法人はあくまで「社会課題解決」「社会的インパクト」のために事業を行っていますが、事業を継続的な形で行うためには、「収入」に対して向き合う必要があります。それは、「ミッションの実現」と同じくらい重要な話であります。
2 利益を「どこに再投資するのか?」ということを考えること。
NPO法人は、「利益」を支援者やスタッフに対して再分配することができません。また、溜め込んでおくだけというのも不健全です。だからこそ、出た利益をどこに再投資するのか?が経営判断の中で、面白さがあると言っていました。
「ミッションの実現」のために新しい切り口の事業を行うのか?それとも、既存の事業を強化するのか?ということを踏まえ、利益を再投資するのが、NPO法人です。
3 ファイナンス / コンプライアンスなどの透明性を図ること。
NPOが、税制上の優遇措置をたくさん受けることができます。それ故に、組織の財務状況をしっかりと公開すること。また、コンプライアンスを遵守するなどして、組織の透明性を担保する必要があります。認定NPO法人DxPでは、毎年の活動報告書をweb上に掲載されています。寄付型事業を行うNPO法人だけあって、非常に丁寧に情報公開をされていると感じました。
■まとめ
事業型のNPO法人と株式会社が行うソーシャルビジネスは、正直、区別ができません。重要なのは、「NPOだから」「株式会社だから」と白黒つけるのではないということです。これから事業をしていこう / 自分で立ち上げようと考える中で、思ったのはあらゆるステークホルダーの人たちから、協力や支援を得やすいNPO法人というのは非常に魅力的であると思いました。
以上になります。
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NPOにおける事業承継について(NPO未来ラボ・G-net 秋元氏)
こんにちは。ハマダです。
今回は、僕が加入しているNPO未来ラボというオンラインサロンで行われた。
NPO法人G-net創業者/OKa-Biz センター長の秋元氏と認定NPO法人DxP理事長 今井氏による対談の内容を発信していこうと思います。何回かに分けて発信していこうと思いますので、ご覧いただければ幸いです。
今回、取り上げるテーマは「NPOにおける事業承継」についてです。
事業承継というのは、いわば経営者の世代交代なのですがNPOに限らず多くの企業で苦労しているテーマになります。
事業承継問題を放置しておくと、GDP22億円、雇用650万人損失の危機と言われています。
僕のイメージとしては、「NPO」と「事業承継」と聞くとあまりイメージできませんでした。
そもそも、NPO法人というのは特定非営利活動促進法が制定された1998年からあるものであって、まだ制定されて20年ほどしか立っておりません。だからこそ、世代交代を迎える法人というのは、まだまだ多くはないと考えております。
また、NPO法人を立ち上げられる方は、非常に志が高く。よって創業者がいるから成り立つというような属人性が高いようなイメージがあります。
■G-netにおける世代交代について
秋元氏が創業されたNPO法人G-netの世代交代に関しては、秋元氏の交通事故がきっかけだったそうです。交通事故で入院していた際に、「組織が自分がいなくても回っていた」ということで、世代交代について考え始めたそうです。(※同じ時期に、Oka-Bizの話もいただいたそうです。)
また、秋元氏は「自分は0→1で作り上げる / 立ち上げるのは得意だけども、組織化する、形式化するのは苦手ではないが、そこまで得意ではない」とおっしゃっていて「自分自身にとっても、組織にとっても代表理事であり続けるのは、成長を妨げる」と考えて、後進に譲られたそうです。
■事業承継における3つのポイント
①財務
NPOというのは、資本金がありません。よって、資本を引き継ぐというものでもありません。ましてや、「借金」を引き継ぎたいとは思いません。なので、「内部留保」がある状態を保つのが、事業承継においては重要な部分であると言います。
事業規模にもよりますが、1000万ほどの内部留保があれば、引き継ぎ後少し事業が行き詰まったとしても数年は維持できると言います。
②事業
事業においては、手放しで回っている状態が理想とのことです。「代表の名前」で仕事が取れるのではなく、「代表」が触れなくても事業が回る状態です。G-netの事例では、クライアント企業は、「G-net」と仕事をしているというよりは、「秋元さん」と仕事をしているという風になっていたみたいです。
③人材・組織体制
①のお金と②の事業を回すことのできる人材がいるのか?回すことのできる組織であるのか?ここは、日々の組織力の積み上げのような気がしました。おそらく、この3項目の中で、一番難易度の高いものなのではないでしょうか?
とはいえ、一番大事なのは創業者の「属人性」からいかに「組織化」するのかに、大半がかかっています。個人的には、いかに自分の行動や思考を「体系化」するのか?というのに取り組んでいきたいと思います。
以上です。
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【クラファン挑戦中!】丹後から地方創生のロールモデルへ!
こんにちは。ハマダです。
(7月は頑張ってブログを更新しております。)
最近、クラウドファンディングを始めました。
有り難いことに、1週間で目標金額の80%を集めることができました。
目標金額が少ないとはいえ、ご支援いただけたのは、有り難い限りです。
また、ご支援いただくことで「応援していただいている」ということが可視化され、より自分の活動に自信を持つきっかけにもなっています。
たくさんの方にご支援いただいております。本当に有り難いです。
NPO未来ラボで学生で起業家を目指している濱田くん @yutasusi のクラファンのプロジェクトを応援。少額だけど、こういった挑戦が地域での動きを生むと思っているし、がんばってほしい。
— 今井紀明 (@NoriakiImai) 2018年7月2日
あと、宣言した通りラボメンのクラファンは全て支援します。よろしく。https://t.co/gIaP982wIV
地方創生まっしぐら、濱田君が次なるチャレンジをしています!
— 米田麻人@ZEROZIBA (@16A3io) 2018年7月1日
是非ご支援をお願い致します❗ https://t.co/vIE9V3b0EG
【濱田裕太 @yutasusi さんのクラファン】#地方創生会議 は動画視聴組でしたが、クラファンの紹介ページを読んで、面白さと可能性をビンビン!に感じましたので支援させていただいております!
— つんくん/ゲスい福祉の侍 (@kotonoha218) 2018年7月5日
✔️「地元を離れても地元に貢献できる」という地域との関わり方を体系化していくこと
を私も実行中! https://t.co/5jOwRwWWyN
超応援!! https://t.co/BDWa9wpqCM
— 桑田久嗣 (@wa9ta) 2018年7月4日
同じ地元出身で起業家を
— 安見 健吾 (@lCowiXnZ23y4o89) 2018年7月3日
目指す濱田祐太君の
クラウドファンディングを
応援させて頂きます。
僕も今起業してるけど
身近にこれだけ行動起こしてる
奴がいるのは誇らしい。
この活動自体丹後地域の
活性化の為に行われている
活動なので興味ある方
是非ご覧下さい!https://t.co/3EicOVlEbb
濱田がクラウドファンディング始めたよ!レンタルして漫才して貰うってのもあり。笑https://t.co/LAxPG0JFbu
— 田中 雄登《 Yuto Tanaka 》 (@NsAlive) 2018年7月3日
■最近の活動報告
今年の2月から、NPO法人ETIC.の主宰する MAKERS UNIVERSITY というものに参加していました。
当時のブログを振り返ってみていると、周りとのレベルの差に驚愕している自分がいました。詳しくは、こちらのブログをご覧いただければと思います。
MAKERSに行くようになってから、東京に行く回数が増えてきて月のうち1週間くらいは東京に滞在しております。
様々な起業家や投資家などの方々にメンタリングやフィードバックをもらったりしていました。
そして何よりも、東京には「自分で事業を作っている」「起業している」同世代が山程いるということです。「関西」や「丹後」であれば、めちゃくちゃレアな存在ではありますが、大都会東京においては、珍しいものではありませんでした。
ちなみに、僕自身は、ふるさとを離れてもふるさとに貢献できるような複業のマッチングを行う事業を作っているところです。
当初は、Webサービスを作り全国に展開していくようなモデルを考えていました。
しかし、今は全国ではなく生まれ育った「丹後」で事業を行っていくと考えるようになりました。
この3ヶ月で徐々に自分のやりたいことがクリアになってきたと思います。どういう経緯で、「全国」から「丹後」へ意識が明確になっていったのかを書き記させていただければと思います。
この経緯の中で、大きく、2つの「問い」がありました。
①誰のために行うのか?誰のためにだったら、頑張れるのか?
当初は、「郷土愛のある都市部在住者」と「人材不足で困っている中小企業」を複業でマッチングしていきたいと考えていました。
自分の出身地や好きな地域に対して、都市部にいながらも何かしらの関わり方ができるのは、非常に素晴らしいと思います。
では、自分はいかなる地域の人に対しても、向き合いきれるのか?と考えました。
そこで見えてきたのは、今の自分自身は「行ったことない地域」や「自分との関わりのない地域」に対して、向き合える気はしないなと思いました。
やっぱり、自分が生まれ育ち、自分自身に”自信”や”経験”を与えてくれた丹後に対して向き合っていきたいなと思いました。
自分自身がまだまだ、視座が低いのかも知れませんし、大局観が狭いかも知れません。しかし、大風呂敷を広げて、自分のイメージできないものに対して取り組むよりは、まずは自分の目に見える範囲から、着々と進めていきたいと思っています。
②自分自身がどんな風になっていきたいのか?
自分はどんな人になりたいのか?どんな起業家になりたいのか?
そんな問いを自分の中で、問うてみました。
スタートアップをして、スケールさせていくという起業家になりたいのか?
地域や社会課題に根ざして事業をしていく起業家になりたいのか?
ということを考えたときに、自分は「後者」であるなと思いました。
だからこそ、自分自身は「丹後」を中心として事業を進めていきたいと思っています。
世の中の人に対して、丹後と言えば「ハマダ」と言ってもらえるように、これから活動を積み上げていきたいと思っております。そして、人々と丹後の「架け橋」となっていきたいと思います。
■今、ハマダは何をしたいのか?
僕が行いたいことは、「人々と地域に可能性と選択肢を創る」ことです。
人々と地域が、今よりももっと、可能性があって、選択肢がある状態を作りたいです。
人や地域をマッチングをしていくことで互いに知ることになります。その積み重ねが両者にとってこれまで無かった「可能性」や「選択肢」を産み出していきたいと思っています。
「地域に貢献したい」「地域でなにかしたい」と考えても、現在は、「移住する」か「転職・就職する」しか選択肢がありません。0か100の選択肢ではなく、「移住しなくても関われる」という新しい選択肢を産み出していきたいです。それは、選択肢だけではなく、その経験によって新たな自分に出会えるかも知れないという「可能性」でもあります。
地域にとっても、「定住している人」だけをリソースとして見なすのではなく、「関わってくれている人」もリソースとして見なすことができれば、地域からすれば、新しい選択肢であり可能性でもあります。
そのために、まずは丹後を離れても、遠隔地からリモートや月数回の実地で丹後のプロジェクトに関われる働き方を作っていきたいと思います。
■何故、クラウドファンディングを使うのか?
今回、何故僕がクラウドファンディングを始めたかと言うと、「資金」が不足しているという理由もあるのですが、1番の理由は、賛同者を集めたいからです。
クラウドファンディングを通じて、一番得られるものは「資金」ではなく、「賛同者」だと思っています。
クラウドファンディングを支援することによって、このプロジェクトに対する「興味」や「関心」というのを継続的にもっていただけると考えています。
自分自身も、いくつかクラウドファンディングやポルカで支援してきました。やはり、その後その人がどうなったのか?そのプロジェクトがどうなったのか?というのは気になりますし、SNSでの情報発信もチェックしていたりします。
そんな経験があったからこそ、多くの人に興味を持ってもらって、あわよくば、「アドバイス」ももらってこのプロジェクトを進めていければと思っています。
クラウドファンディングは、いわば、ドラゴンボールの「元気玉」みたいなものだと思っています。
僕のプロジェクトももう少しで達成というところまで来ておりますので、
ぜひご支援いただければ幸いです。
以上です。
大雨により、丹後は陸の孤島化しています。
こんにちは。ハマダです。
昨日の大雨はすごく酷かったですね。皆様、お怪我や被害はありませんか?
残念ながら、今回の大雨で数十名の方がお亡くなりになり、今もなお行方不明の方もいらっしゃいます。先日の大地震も含め、改めて自然の恐ろしさを痛感いたしました。
ちなみに今回の大雨で、僕の地元である丹後も結構な被害を受けました。
3年前まで通ってた高校の前の道路も土砂崩れらしい。。
— かいと (@nk_dzt0202) 2018年7月7日
もう丹後やばすぎる。。 pic.twitter.com/zCV6SN0tlx
与謝峠 pic.twitter.com/Vf372qOIdN
— You Seiya (@SeiyaT8) 2018年7月7日
多くの場所で土砂災害等が起こったみたいです。
今もなお、交通網が遮断されている状況で、「JR」も「京都丹後鉄道」も止まっている状況です。これにより、今週末は丹後に帰る予定でしたが、帰れなくなりました。
いつ復旧見込みがまだ立ってみたいです、また被害の状況によっては大幅な期間電車が走らないかも知れません。
今は、交通手段がないため、「募金」等でしか支援できませんが、移動ができるようになれば、直接ボランティア等でお手伝いできることがあれば行いたいと思います。
僕は、CAMP FIREを通じて募金を行いました。皆様も信用できる機関や団体を通じて、寄付していただいたらいいかなと思います。
京都府では各地ででボランティアセンターが開設されているので、
もしボランティア可能な人はこちらから、アクセスしてください。
災害支援を行っていく上での、スタンスがまとめられている記事があったのでシェアします。
災害はいつあるか分からないからこそ、
日頃からの対策や防災を心がけていきたいです。
以上です。
日本一栄えている限界集落。徳島県神山町に視察に行きました。
こんにちは。濱田祐太です。
今回は、研修生として働いている「阿古谷みらい協議会」の視察で伺いました。
■古民家活用をした石窯ピザ屋でランチ
ランチは「Yusan Pizza」という神山町にある古民家を活用して行っている石窯ピザ専門店に行きました。地域で採れた野菜を使っていて、どのピザも非常に美味しかったです。
サービスで畑で取れたすももを貰いました。めちゃくちゃ甘くて美味しかったです。
予約しないと入れないみたいなのですが、是非機会があれば行ってください!
■神山バレーサテライトオフィス コンプレックスに訪問
■「お弁当配達」×「困りごとの手伝い」tomos(ともす)の事例紹介
今回のシェアオフィス見学で、「オモシロイ」と思った取り組みはたくさんあるのですが、特に「オモシロイ」と思ったものは、tomos という「お弁当の配達」と「生活のお困りごとの解決」をかけ合わせたサービスです。
このサービスは、代官山ワークスという東京の会社が運営しています。内容としては、月に12回にお弁当の配達を行うと共に、お弁当の配達の際に、「電球の交換」や「スマホの設定」「ゴミ出し」等の生活のお困りごとを解決するというものです。
僕がこのサービスを「オモシロイ」と思った理由は、少子高齢化が進んでいく地域において、ビジネスとしてチャレンジしているという点です。従来あった「お弁当を配達する」というお弁当屋さんのサービスに付け加えて、「困りごとを解決する」「見守りをする」という生活面のサポートを加えたことによって、一人暮らしをされているお年寄りに対して、寄り添った支援ができると思います。
しかし、このサービスは、まだまだ単体で回っているわけではないみたいです。確かに、月12回の配達を6000円で提供するとなると毎回、500円以内にお弁当の費用等々を捻出しないといけないと思います。そこで、どうすればきれいに回るのか?というのを自分自身で考えてみました。
僕としては、「訪問介護、訪問看護の実施事業者が行う」というのが良いのでは?と思っています。それらの事業者が行う理由としては、高齢者の方々に対して、事業者が介護や看護サービスを利用する前からアプローチできると言う点と、高齢者の方々からしても長い期間継続して、介護等のサービスで関わってくれる人がいることが安心感につながるのではないかと思いました。
■えんがわオフィスに訪問
こちらがえんがわオフィスになります。
株式会社プラットイーズという、映像の企画制作をする会社のオフィスが入っています。この縁側は非常に趣があり良きですね。
この縁側で、パソコン開いてカタカタ事務作業をできれば心地良いだろうなと思っていましたが、この日は神山町は猛暑でした。
コチラは、ウェブ会議等をするように別館になります。ちなみにどのオフィスもウェブ会議専用の部屋もしくは、建物がありました。
こちらは、視察団一同でとった記念写真です。サテライトオフィスということで、僕は真ん中でMacBookを開いてみたんですが、あんまり映らなかったです.....
■しずくプロジェクトのオフィスに訪問
こちらは、神山しずくプロジェクトのオフィスになります。こちらは、杉を使って食器等をデザインしている会社です。
僕自身は、製造物だったり、伝統工芸品に非常に疎いのですが、実際に触ってみたり、使ってみたりさせてもらって、しずくプロジェクトの商品は素晴らしいものだと思います。
めちゃくちゃ軽いし、めちゃくちゃ柔らかくなめらかな手触りでした。
ちなみに、商品はコチラから買えます!
■Sansan株式会社 神山ラボに訪問
Sansan株式会社 のオフィスに行ってまいりました!
こちらのサテライトオフィスでは、常勤2名の方が、勤務されているのですが、新入社員研修だったり、各部署の合宿等で利用されたりしているみたいです。
また、社員の福利厚生として、プライベートでもこちらの建物に滞在できたりするみたいです。
この、Sansan株式会社「神山ラボ」について興味深い記事があったのでシェアしておきます。リモートワークで東京と作業するというのは、慣れれば良いとは思いますが、コミュニケーションを取るという点では、対面にまさるものはないのではないかと思っています。
■神山の事例の成功要因とは?
限界集落に、様々なIT企業が来て、盛り上がっている神山町。連日多くの方が視察に来られているそうです。しかし、神山町のように地方に企業をバンバン誘致している町は、あまり増えていないのではないかと思っています。
日南市とかは企業誘致では非常に上手く行っていると思っています。
さて、お題に戻りますが、「神山町の成功要因」というのは何なのでしょうか?
多くの方が、「コーワーキングスペース」「シェアオフィス」がある。という部分に着目するかと思いますが、場所があるかないかはそこまで重要では無いかと考えています。
ここで言う、成功要因の本質は「町の中に、熱狂的なプレイヤーがいるかどうか?」ということに尽きると思っています。
神山町の事例で言えば、NPO法人グリーンバレーという組織があり、そこが熱狂的に外に対して、情報発信をいれたりしているわけです。
ビジョンを持って、それに向かって圧倒的に行動する熱狂的なプレイヤーがいるか、いないかで外から人が来るかどうかで、結果が分かれてくるのではないかと思います。
つまり、言いたかったことを言うと、
「場所や環境を作る」<「熱狂的に活動する,PRする」
ということが、このプロジェクトの成功要因ということです。
僕がこれから、地元丹後でやっていきたいと思うことの1つとしては、「丹後の魅力」をPRすることで、外部のプレイヤーを誘引していけるようにしていきたいです。
■株式会社ガイアパワーの取り組み
今回は、株式会社ガイアパワー取締役COOの長浜谷さんを中心にこの視察をアテンドしていただきました。学びが多い濃密な1日を体験させていただきましてありがとうございます。
㈱ガイヤパワーは、藤崎電機株式会社の子会社として、2011年に発足された会社です。事業としては、再生可能エネルギーの開発事業を行っております。
現在、全国各地でソーラー発電、バンブーバイオマス発電、風力発電を行われています。詳しくはコチラを見ていただければと思います。
再生可能エネルギーの開発に力を入れている会社なだけあって、こちらの太陽光パネルはタダの太陽光パネルではありません。
実は、日が昇るにつれて、太陽光パネルの角度も変わっていくというものです。常に、一番日光の当たる角度をすることで発電効率を良くしています。
オフィスの敷地内には、社長の趣味でぶどう畑がありました。こういう自由度のあるオフィスには、めちゃくちゃ憧れます。
また、面白かったのは、社内の有志のメンバー3名でオンラインサロン「NKK」を運営しているという話です。オンラインサロン「NKK」ではSlackを活用して、NewsPicksの記事を共有したり、課題図書を決めて輪読会をしたり、個人の趣味の深掘りを通じて、自分の「will」の深掘りをしているそうです。
■地域には、お互いを高め合える場が少ない
お話をしている中で、仰られていたのは、地域にはなかなか「熱量をもってお互いを高め合える場が少ない」ということでした。この部分に関しては、非常に共感しました。
というのも、僕自身も、地元丹後と関西(たまに東京)を行ったり来たりしていますが、「東京」や「関西」に行く理由として、「刺激を受けに行く」「新しい知識を得に行く」というのも1つあります。外から刺激や知識を得て、それを地域に還元していくということを心がけています。
僕の地元丹後では、地域にそういう環境が全く無いわけではないですが、「同世代」でそのような仲間ほぼ居なかったりします。そういった意味で、㈱ガイアパワーさんのように社内で高め合える仲間を創り切磋琢磨できること環境があるかないかは、地域ではたらく上では、最重要な要素なのではないでしょうか?
特定の地域内外を問わず、「地域でチャレンジする」ということをテーマに掲げた横のつながりは、相互に学びあえ、刺激し合えることでそれぞれの活動を加速させていくものだと思います。
これまでに、「熱い想い」を持って、地域ではたらくことを決めたのに、周りの環境や習慣によって、当初の気持ちが薄れていった人たちを以前、目の当たりにしました。それぞれ、ぶち当たる壁が同じだからこそ、それを共有し、みんなで考えられる場を作っていきたいです。今回の視察で出会った方々とは、そんな関わりをこれからも持ち続けていきたいなと思っています。
ちなみに、㈱ガイアパワーの長浜谷さんと話しする中で、「Twitter」での情報発信をより強めていきたいということをおっしゃられていたので、もし興味ある方は、是非フォローしてみてください。
以上です。
次回は、広島県の福山・尾道視察についての記事か、今週末に行われる「地方創生会議」についての記事を書こうと思います。